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従来、記録は紙ベースでの文書を対象としており、その管理の方法も比較的簡単であった。しかし、ITの到来と普及で多くの文書が電子的に作成されるようになった。では、記録とは何であろうか?
従来の紙ベースの記録と電子記録の標準化に国を挙げて取り組み世界から注目を浴びているオーストラリアでは記録を次のように定義している:"オーストラリアの標準AS4390-1996における記録は、ビジネスの取引又は業務の遂行で組織又は個人による活動の証拠として、作成、取得、維持し、残すべき、コンピュータのデータを含む如何なる形での(媒体を問わず)記録された情報。"記録される情報は、文字、数字、記号、写真、画像、音声、図面などで、媒体は磁気テープ、オプティカル、紙、マイクロフイルム、等限定されない。日本においても、情報公開法に同様な文書に対する定義がなされている。
文書は情報の集合であり、物理的実体として、アナログ(本、羊皮紙、楽譜、マイクロフイルムなど)か、デジタル(ワープロで作成のファイルのような)となり得る。文書と記録の重要な違いは、記録はビジネス取引・活動の証拠となり、法律や規定を満たしていることを説明(アカウンタビリティ)できなければならない。
従って、文書の情報の意味によって、文書を記録として分類、整理、取り扱うかに影響を与える。一般に、文書と違って、記録の管理は法的な要件又は潜在的な法的・規制によって、確認され、統制されるのが重要であリ、一般的である。
記録は、国の証拠に関する法律によって定められる条件の下に、評価・管理される。
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