昨年末より、文書管理法制を含む国の文書管理体制の整備についての議論が高まっております。11月には公文書館推進議員懇談会が福田総理に「緊急提言」を提出、12月には文書管理に関する「関係省庁連絡会議」の設置、今年に入り福田総理の施政方針演説にもこの問題が触れられ、公文書管理担当大臣も任命されるなど、動きが拡がっております。記録管理学会では2006年に「文書管理法制定に向けての提言」を取りまとめ、そのための活動を行ってきました。今回、この動きをさらに推進するため、新たに発足しました「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」のメンバーである東大教授宇賀克也氏をお招きし、関連団体の協力の下で特別講演会を開催することに致しました。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
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講 演
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「公文書等の管理、保存等の課題」
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講 師
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東京大学大学院法学政治学研究科 教授 宇賀 克也 氏
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[ 講 師 紹 介]
東京大学法学部卒。東京大学法学部助手、助教授を経て、1994年より東京大学大学院法学政治学研究科教授。この間ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校で客員研究員及びハーバード大学客員教授を務める。
専門分野は行政法で、特に情報公開法、個人情報保護法の第一人者である。
また文書管理についても造詣が深く、先の内閣府「公文書等の管理、保存及び利用に関する懇談会」委員を務められ、さらに今回、この3月スタートの政府の「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」のメンバーとなる。その他、政府関係の審議会・委員会等の委員多数。
主な著書
「新・情報公開法の逐条解説(第3版)」(有斐閣、2006)、「個人情報保護法の逐条解説(第2版)」(有斐閣、2005)、「解説個人情報保護に関する法律」(第一法規、2003)、「情報公開法・情報公開条例」(有斐閣、2001)、「ケースブック情報公開法」
(有斐閣、2002)、「情報公開法の理論(新版)」(有斐閣、2000)、「行政手続・情報公開」(弘文堂、1999)、「情報公開法の理論と実務」(有斐閣、2005)、「情報公開法」(日本評論社、2004)、「アメリカの情報公開」(良書普及会、1998)、他多数
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日 時
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2008年4月23日(水)
18:30−20:30(受付開始:18:00) |
場 所
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中央大学駿河台記念館 2F 285号室
東京都千代田区神田駿河台3−11−5
Tel. 03−3292−3111
【地図】http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
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主 催
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記録管理学会・ARMA International
東京支部
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 |
後 援
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日本アーカイブズ学会・企業史料協議会
全国大学史資料協議会・日本画像情報マネジメント協会 |
参 加 費
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1,000円 |
締 切
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2008年4月18日(金)
定員(140名)になり次第、締め切らせて頂きます。 |
お問合せ
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特別講演会事務局(ARMA東京支部内)
TEL 03-3258-8677 FAX 03-3258-8670 |
申込方法
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Mail:office@arma-tokyo.org
または
FAX:03-3258-8670 に
下記必要事項をご記入の上お申し込みください。 |