Information Managment Magazine
NOVEMBER/DECEMBER 2014

2014年11月/12月号のInformation Management Magazineの要約

記録マネジャとは旧式の、地下に置かれたかび臭い保管箱と格闘するものであるという偏見は現代版の記録マネジャーには全く該当しない。現代の成功する記録と情報管理の専門家は企業の戦略的ゴールに直接貢献する情報ガバナンスの分野に参加すべきである。

もしあなたが、自身のキャリアからこのような旧式な偏見を打ち破りたいなら情報技術、法令、リスク、そしてビジネスなどの分野の情報ガバナンス能力の開発を行うべきである。本号にはそのための多くの記事が満載しています。

クラウド管理: クラウドサービスを導入または終了するためのリスクを管理する
Brian Y. Boyd, J.D., CIPP/US

組 織はクラウドコンピューティングの提供するメリットを理解している、しかし、同時にクラウドにデータを保管することにはリスクが存在することも考慮しなけれ ばならない。本稿は組織がクラウドプロバイダーと契約を結ぶ前に徹底的に精査しなければならない項目や、最終的に契約を終了する際の適切な方法について紹介している。

RIM調査レポート: 情報ガバナンス成功を確実にするビジネス技術行動計画の課題
Cheryl McKinnon

「フォ レスターリサーチとARMAインターナショナル共同の2014年Q3、記録管理調査」によると記録と情報管理のいくつかの展望があきらかになったとのこ と。しかし、記録管理マネージャが顧客に対し、魅力があり、より良く支援出来、また組織の運営を改善出来るツールへ投資する新しい「ビジネス行動計画」を 実現するために必要な資金と上級役員の賛同を得るためには、より広い組織全体の情報ガバナンスプログラムの優先度と整合をとらなければならない。

デジタル企業におけるダイナミックなRIMプログラム構築
Bruce W. Dearstyne, Ph.D.

全 ての記録と情報管理専門家にとって伝統的な記録管理の知識と能力を保持することは重要である、しかし、デジタル革命により、彼らはより創造性が高く、革新 的で、迅速である必要があきらかになった。本稿で著者は、そのような迅速性の必要性と、RIMリーダーの俊敏性の必要性について記述し、従業員の改革力を育て、権限 移譲を行ういくつかの提案を提供する。

GARP®シリーズ

貴社の情報プログラムをアップデートするための原則
Julie Gable, CRM, CDIA, FAI

記 録管理プログラムを改訂することは、いくつかのリテンションスケジュールを変更するだけの単純なものから、組織の情報管理文化を変更するような複雑なもの まである。記録管理プログラムの改訂は会社のポリシーの変更や社内の様々な変更や新しい規制などにより発生する。改訂の規模や理由に関わらず、改訂実施に は一般的に認められた記録管理の原則(GARP@)と情報ガバナンスマチュリティモデル(IGMM)が有益である。本稿はその方法を概説する。

Up Front

会員の皆様とその所属企業にとって興味のあるニュース、トレンドと分析をお届けします。


.
TOPページARMAとは入会ご案内お問い合せ© 2005, ARMA International