Information Managment Magazine
September/October 2016

2016年9月/10月号のInformation Management Magazineの要約

企 業によるクラウドベースのツールとサービスの利用はますます増加している。従い、企業がこれらのツールやサービスの評価と購入を行う際の、記録と情報管理 (RIM)専門家と情報ガバナンス(IG)専門家の責任は非常に重要となっている。本号の2つの記事は、リスクを予防、または軽減するために、企業が「ク ラウドの利用」の決定を行うときのメリットとリスクについての最新情報を提供する。その他の2つの記事も情報リスクの軽減を助けるものである。一つは様々 なイベント駆動型のリテンションシステムを紹介している。もう一つは、国際的なレコードマネジメント標準であり、多くの企業がRIMプログラム開発の参考 にしている、長く待たれていたISO15489-1改訂の理解を助ける記事である。

本誌の50周年も終盤に近づいている。従い、50年、25年、そして10年前の「過去を振り返る」特集記事で、ARMA、専門分野、そしてベンダー社会にどんな興味深い変遷が起きていたかのチェックもお忘れず。また、オンライ版のIMのみのボーナスコンテンツも忘れずにアクセスしてください。

ARMA会員は以下で詳細を読むことが出来ます。
http://imm.arma.org

Departments
InFocus: 編集長からのメッセージ
Vicki Wiler
クラウドをナビゲートする

Up Front:
会員の皆様とその所属企業にとって興味のあるニュース、トレンドと分析をお届けします。

Features:
もう一つのクラウド活用方法
Patrick Cunningham, CISM, FAI
2009年のクラウドベースのツールを活用するこのと懸念とメリットを再評価する、という記事のフォローアップ記事である。クラウドプロバイダーとの契約時のアドバイスも提供している。    

イベント駆動型リテンションスケジュールのベストプラクティス
Sue Trombley IGP, FAI
レコードリテンションルールを満足することが非常に難しい場合、「全てを保管する」という文化が企業の情報ガバナンスの成功を妨げることがある。コンプライアンスを簡単に出来る、その困難の主な原因であるイベント駆動型のリテンションルールへの対応方法を提案する。

ISO 15489-1、2016年向けに改訂され、再設計された
Nancy Dupre Barnes, Ph.D., CRM, CA
長期間待たれていた、一般的に「最初のレコードマネジメント国際標準」として呼ばれる、この改訂版は、その第一版に比べてハイレベルな記述となっている。この2016年版のISO15489-1のその他の変更点も解説します。

Spotlights:
Fellows Forum Series
確実にクラウドベースのシステム運用を成功させる
Galina Datskovsky, Ph.D., CRM, FAI
情報専門家が、ビジネスへの貢献度を高め、クラウドベースの技術とサービスを活用出来るようにする、クラウドの用語、リスク、メリット、そしてリスク軽減ファクターなどの情報専門家向けの入門テキストです。
 
Special Section: ARMA Live!2016
ARMA International年次大会と展示会
出展者のリスト 

特別セクション: 50周年記念
50年、25年、そして10 年前を振り返る
50年、25年そして10年前にRIM分野で注目されたニュース、記事とその著者や広告を載せていた企業の名前などを紹介します。

書評
情報科学の複雑さを解く
Marc Kosciejew, Ph.D.
「現代の情報サービス」は、情報専門家、関連する背景、コミュニティやコレクションの入門書です。
 
書評
IGの基礎とストラテジー
Sheila Taylor, IGP, CRM, CIP
明快な言語、わずか170ページの「役員のための情報ガバナンス、基礎とストラテジー」は、情報ガバナンス(IG)構築の要因とメリット、IGのためのビジネスケース開発の支援、と継続するIGプログラムを立ち上げマネージするための提案を提供します。

ボーナスコンテンツ
このMマガジンの電子版のボーナスコンテンツはARMA Internationalの会員のみに提供されます。

情報ガバナンスステークホルダーとレコードマネジメントの交点
William Saffady, Ph.D., FAI
こ れはARMA Internationalが2016年後半に発行した「情報ガバメントコンセプト、リクワイアメントと技術」からの引用である。レコードマネジメント専 門家が、情報技術、情報セキュリティ、リスクマネジメント、コンプライアンス、法務、データサイエンス、そしてアーカイブズ管理など、その他の情報ガバナ ンスステークホルダーとどのように協力すべきかを解説している。

Additional Upfront
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